塾講師と学校の先生との違い

塾講師のバイトを学生時代にしたことがあるんですが、塾講師と学校の先生の違いというのをこのバイトでしみじみと分かりました。
それはどういうことかというと、塾講師は学校の先生よりも目的なりニーズがよりはっきりしているということです。
それは「成績を上げる」ということです。
学校の先生は「勉強の楽しさを教える」というようなことを理想として教えてもいいんですが、塾講師はクライアント(生徒の親)から、そういった類のことを求められていません。
用は結果が全てです。
だから成績が上がらなければ塾を止めていきます。
僕は理科と数学の講師をしていたんですが、生徒の成績を上げるためにいろいろ考えました。
例えば月の満ち欠けの分野ならボールの半分を黒く塗りつぶし、立体的に考えるように工夫しました。
でも、それではなかなか成績は上がりませんでした。
生徒受けはよかったんですが。
そして、いろいろやったあげく、どうしてもテスト対策のようなことになってしまうんですね。
それが僕の塾講師のバイトで学んだことでした。